バリオのビジネス:お弁当事業における強みと弱み

おはようございますv(^^)v もんさんです♪

さて、いよいよ配達お弁当事業の経営面に関する内容になります。

何度も綴っておりますが、新規事業を立ち上げる時の私の型は以下のようになります。
①ポジショニングマップでコンセプトを固める
②リーンキャンバスに沿って考え事業の骨格を作る
③SWOT分析により戦略を練る
④カスタマージャニーマップを描きマーケティング戦略を練る
⑤シナジーマップを描き既存事業との兼ね合いを考える

今回は③のSWOT分析の内容になります。

SWOT分析とは有名なのでご存じの方も多いかと思います。一方、初めて目にする方もおられると思いますが、そんなに難しい内容ではありません。細かい内容が知りたい方はググるかAIに聞いてみて下さい。

今回は細かい内容というよりも、考え方に絞ってお伝えさせていただきます。

SWOT分析とは、自社の内部環境(強み:Strength、弱み:Weakness)と外部環境(機会:Opportunity、脅威:Threat)の4つの要素の頭文字をとってものになります。数多くあるフレームワークからなぜこれを採用したのかというと、新規事業を始める前に今一度自社の強みと弱み、その事業に関わる競合・政治的要因・経済的要因等が整理できるためです。

これらを整理できることにより、「どこで、どのように勝負するのか」の道筋を定めるのに役に立ちます。我々のような中小企業は大手と同じようなことをしていてはお客さんに選ばれません。大手が手を出せない、かつ理念の実現に適う道筋をこのSWOT分析により定めていきます。

そして強みを更に伸ばすには、弱みを克服するためにはどうすれば良いか、市場の脅威に対してどのような策を打つべきかを考えていきます。

弊社はバリオプロジェクトを始める10年前から介護保険事業として通所介護や訪問看護ステーションを運営しています。利用者さんの数で言うと約350名近くおられますので、その方々に広報が行える基盤はあります。またバリオプロジェクトとしてもフィットネス・カフェ・こども食堂を通して、近所の方々の多くの方にブランドを認知していただいております。これは事業を展開する上では大きな強みだと認識しています。

一方弱みは厨房環境はありますが、事業としてお弁当を作ったことがある経験者がおらず、お弁当の味は保証できない点です。そして脅威となるのは配達お弁当事業は競合が多く、特に大手が多いということです。最初は上記強みによりバリオのお弁当を頼んで下さっても、慣れてくると他の商品・値段・味等を比べ、より良い商品の購入を求めます。そのためこの脅威を常に念頭に置きながら商品開発をしていく必要性があります。

まとめますと、事業を行う上での顧客基盤はある程度確保できているも、大手競合が多い脅威を克服していかなければなりません。大手が多いということは一言で言えば、価格勝負では太刀打ちできないことを意味します。我々は一日50-60個ぐらいしかお弁当を作ることができません。大手は想像もできませんが一日に大量にお弁当を作ることができます。これにより一個あたりの値段を下げることができます。この価格というものは、飲食業界においては非常に強力な購買決定因子となります。

さて次回からはこの分析を基に商品開発を考えてまいります。



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