
おはようございますv(^^)v もんさんです。
現在お弁当を「何?誰に?どのように?いくらで?」で販売していくのかを連載形式で綴っております。本日は「いくらで」の話です。
一番最初に行った作業は競合分析です。競合分析を行うと配達弁当を1食480-800円の価格帯で販売していることが分かりました。よって我々は1食500-1,000円 の幅で検討を開始しました。配達弁当が500円って安すぎない?と感じる方もいるかもしれません。もし500円するなら多売の仕組み化を組み、+何か付随して販売(クロスセルといいます)方法を考えます。
逆もしかりで、
配達弁当が1,000円って高すぎない?と思われる方もいるかもしれませんが、どうすれば1,000円の価値になるのかを考えます。
当初(2023年時点)のバリオ毎日弁当の販売価格は、
弊社のデイサービスグループの契約者 600円(税込み)
バリオの会員さん 650円(税込み)
一般の方 770円(税込み)です。
意思決定の要素は、①損益分岐点売上高、②価格弾力性、③供給量、この3点です。
損益分岐点売上高は、固定費 / (1-変動費率)で算出できます。我々は原価率35%を目標値としているのでその他固定費をシュミレーションし、1個500円で販売した場合1日に約62個販売できればトントンという結果となりました。1個600円の場合は約55個販売できればトントンでした。
次に価格弾力性です。価格弾力性とは「ある商品の価格が変化したときに、その商品の需要や供給がどれだけ変化するかを示す指標」のことです。
簡易な例えで恐縮ですが、スーパーに売っているジュースを想像して下さい。350mlペットボトルが普段は150円で売られていたとします。これがある日を境に50円値上がりして、200円になったとします。多くの方は「おっ、高いなー」と購入を躊躇する可能性があります。
一方、今あなたはブランド物の財布の購入を検討しています。予算は100,000円です。先月良い財布を見つけました。その時の価格は90,000円でした。「よし来月買おう」と決めました。来月再度この財布を見てみると1,000円価格が上がり、91,000円となっていました。この場合、「まー予算内だしいっか」と購入する方が多いと思います。
絶対数でみると50円の値上げと、1,000円の値上げです。相対的割合でいえば考え方は変わりますが、そこはご容赦いただき、要は価格の変動によって購入の意思決定が変わりやすいものと変わりにくいものがあるというイメージを持っていただければと思います。
管理栄養士監修のお弁当の価格弾力性は直接インタビューで聞きまわり、肌感覚としては650円を超えると一気に購買数が落ちるなという印象を持ちました。こちらは厳密なデータではないです。一方700円でも購入するという方も2割ほどおられました。
この2割の方は特徴があり、
・栄養に関心が非常に高い
・配達に価値を感じている
この2点のどちらかがヒットすれば、700-800円でも購入したいというデータがとれました。
後は供給量です。
100食以上提供できる見込みがあれば500-550円の価格帯で、50食ほどでは供給量が落ちるので700-800円の価格帯で調整しようと考えていました。結果、バリオの厨房では半日で60食が限界値だと言うことが分かりました。
これらのことを総合的に勘案し、一般価格を770円(税込み)にしました。
上段でも述べました、
・栄養
・配達
に価値を感じている方にプロモーションをかける戦略で行こうと決めました。
損益分岐点売上高のシュミレーションでどれほどの利益を残したいかを厳密に定義し、どの程度の価格帯であれば、どのような顧客層が、どのような反応をするのか、注意深く調査しながら供給量をみて上記の価格帯の意思決定となっています。
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